成人矯正の流れ
1. 初診・カウンセリング
矯正の専門医によるカウンセリングで、患者様の歯並びや噛み合わせのお悩みを詳しく丁寧におうがかいします。矯正治療に際してご不明な点、不安な点などがございましたら、お気軽にご質問ください。
2. 検査
レントゲン検査・歯型取り・口や顔の写真を撮影し、患者様の歯並びや噛み合わせを詳細に確認します。
3. 診断・治療計画のご説明
検査結果をもとに、具体的な治療方針を立てます。治療計画はもちろんのこと、矯正装置や治療にかかる期間、費用についても詳しくご説明します。この際も、何かご不明な点、不安な点などがございましたら、お気軽にご質問ください。
4. 矯正治療開始
虫歯や歯周病などの治療が必要な場合には、まずこれらを治療し、お口の中を健康な状態にします。その後、矯正装置を装着し治療を開始します。通常、矯正装置は数回に分けて装着します。患者様によって異なりますが、装置装着後2～3日は締め付け感や、噛み合わせた時に痛みを感じる場合もあります。また、しゃべりづらさや噛みづらさなどの違和感を覚える場合もあります。ただし、これらの痛みや違和感は時間の経過とともに解消されていきますので、ご安心ください。
5. 定期的な調整
基本的に、月に1回程度の頻度でご来院頂き、矯正装置のワイヤーやゴムの交換・調整などを行います。あわせて治療の進行具合、虫歯や歯肉の状態なども確認します。
装置除去・保定
歯並びや噛み合わせが改善されたのを確認した後、矯正装置を除去します。ただし、これで矯正治療が終了するわけではありません。治療後の歯の後戻りを防止し、改善された歯並び・噛み合わせを維持するためにリテーナーという保定装置を装着します。リテーナーは、歯が治療前の位置に戻ろうとする力を制御し、歯並び・噛み合わせを安定させるための装置です。
